フグのシーズン到来に合わせ、豊漁と航海の安全を祈願する「秋のふくまつり」が山口県下関市でありました。「秋のふくまつり」は、「ふく(29)」の語呂合わせで毎年9月29日に開かれています。亀山八幡宮の境内にあるフグの銅像前で行われ、水産業界の関係者ら55人が出席しました。

朝、萩沖でとれたおよそ3・5キロの天然もののトラフグが供えられ、参列者は玉串を奉納し、今シーズンの豊漁と航海の安全を祈願しました。
ことしは猛暑の影響で海水温が高く、いまは例年より水揚げ量は少ないということですが、今後の増加が期待されています。また、新型コロナが5類に移行されたことなどから、需要の回復も見込まれます。
協同組合下関ふく連盟・郷田祐一郎理事長:「外食産業や宴会などのにぎわいの復活、インバウンド需要など、今後はふくシーズンが深まるとともに需要も高まりを見せてくるのだろうと非常に期待をしているシーズンです」
フグのシーズンはこれからが本番で、年末年始が需要のピークとなります。














