今回のテーマは、「発達障害・グレーゾーンをどう察知?」です。

子育てをしている親にとって、子どもの発育状況は気になるもの。
「うちの子、ちょっと、やんちゃなのよね」「なんか、こだわりがあるのよね」
自分の子を、ほかの子と比べて、違和感があったとき、もしかして“発達障害”かも、と心配になってしまう人は少なくないと思います。

文部科学省の調査によると、公立の小中学校に通う子どもたちの8.8%が、「学習面または行動面で著しい困難を示している」という結果が出ています。その中には、発達障害の可能性がある子どもがいると言われています。

子どもに対する違和感が、本人の“個性”によるものなのか、それとも、発達障害の“特性”によるものなのか。もし発達障害だとするなら、どんな支援が必要なのか。

YouTubeで心の発達や病気の解説を行い、チャンネル登録者数40万人超の精神科医、益田裕介さんは、親の不安はもっともだとしつつ、「発達障害の知識を得て、冷静になって、子どもに寄り添うことが大切だ」と話します。

困難を抱える子どもたちが、健やかに生きるために、大人として何ができるか、考えます。

【出演】
益田裕介(早稲田メンタルクリニック院長、精神科医)
久保田智子(NEWSDIG編集長)
【VTR出演】
なんばさん(境界知能YouTuber)
「もっくん&かりんとう」(発達障害の長男の日常を配信するYouTubeチャンネル)ご家族