衆議院の細田博之議長が、体調不良を理由に辞任する意向を固めたことが分かりました。

細田衆院議長は今月7日、軽い体調不良を訴え、病院で検査したところ脳血管に問題が見つかり、予防的治療のため入院。その後、退院し、今月17日には、北海道で行われた式典に出席し、挨拶をしていました。

細田氏は2021年11月から衆議院の議長を務めてきましたが、複数の与党関係者によりますと、体調不良を理由に辞任する意向を固めたということです。

政府は来月20日に臨時国会を召集する方針で、自民党は今後、後任人事を急ぐことになりますが、額賀福志郎元財務大臣などの名前があがっています。

細田氏は今年7月にも、東京都内の自宅で体調不良を訴え都内の病院に救急搬送されていて、体調面の問題が心配されていました。