SNSなどでアイヌ民族を揶揄する投稿をし、札幌法務局から「人権侵犯」を認定されたばかりの杉田水脈衆院議員について、自民党は29日、環境部会長代理に起用することを決定しました。

自民党は29日、総務会を開き、政府が提出する法案の審査や政策立案を行う党の部会長などの人事を決め、環境部会長代理に杉田水脈衆院議員を起用することを決めました。

杉田氏は2016年、国連の会議の参加者について、SNSに「チマチョゴリやアイヌ民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」などと投稿し、今月、札幌法務局から「人権侵犯」を認定されたばかりです。

こうした事態を受け、与野党から説明責任を求める声が上がっていますが、杉田氏はこれまで、公の場で説明していません。