■MLB マーリンズ 4ー2 メッツ(日本時間6日、シティ・フィールド)
メッツの千賀滉大(30)が本拠地で行われたマーリンズとのダブルヘッダー第2戦に登板。今季最後のマウンドで5回96球を投げ、被安打3、失点2、奪三振8、四球3。勝敗はつかず、メジャー1年目を12勝7敗、防御率2.98で終えた。
3回表にはマーリンズの3番・J.バーガーから200個目の三振を奪い、野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有に続く、日本人投手4人目となるシーズン200奪三振を達成した。
試合は2対2で迎えた9回表にメッツの5人目A.オッタビーノが逆転を許し、メッツが2対4で敗れた。
【試合後千賀投手コメント】
Q.200奪三振という記録はどういう意味を持ちますか?
千賀選手:
シーズン後半にかけては1つ目標にしていた数字だったので、いけてよかったという感じです。
Q.3月の時点で、今季これほどの結果が残せると感じていましたか
千賀選手:
いや本当に何も数字だったり成績の事は何も考えられず、何も分からないので、考えられなかったので、怪我なくという事を一番の目標にしていたのですけど、色々な数字に関しては、まあこうやって取材をしてくれる中で、自分で気づいたというか。それなりに働けているんだなという印象は、皆さんの取材でわかったかなと言う感じです。
Q.来年に向けて具体的に改善した部分は
千賀選手:
こっちに来て投げ始めたスライダーだったり、他の球というところも、もちろん精度もですけど、単純にランナーを出しすぎな部分がすごいあるので。そこの数字を良くしたいなと、僕は今年1年間ですごい自分自身が成長できたと思っていて、それに向けて来年もしっかり準備して行きたいなと思いました。
Q.29回登板して12勝、防御率2.98という数字をどう評価されますか?
千賀投手:
1年目本当に怪我せずに行きたいというところをずっと言っていて、それがクリア出来た事が1つ安心した事と、数字がついてきた部分に関しては安心した部分と、自分がちゃんとすれば、ちゃんと戦って行ける部分が分かったのが1年目は大きいので、来年以降は僕にとって大事なシーズンかなと思います。
Q.千賀さんにとってメジャー1年目と言うのは、どんな1年目でしたか?
千賀投手:
自分自身の可能性だったり、自分の成長だったりと言うのが、すごいはっきり、僕以外の方にも見えたと思いますし、僕もそれを凄く感じていて、まだまだ先があるピッチャーだなと改めて思いましたし、自分自身が楽しみになった1年かなと思います。