無免許運転で高齢の女性をはね、重傷を負わせたにもかかわらず逃走したとして、無免許過失運転傷害とひき逃げの罪に問われた75歳の男に対し、松山地裁は28日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、愛媛県東温市の無職・田中信仁被告(75)は今年7月、妻の乗用車を無免許運転し、東温市則之内の国道交差点を右折した際、横断歩道を渡っていた女性(当時70)をはね、左手首の骨を折る重傷を負わせたにもかかわらず、そのまま走り去ったということです。
田中被告は、高齢を理由に5年前に運転免許を返納していました。
28日の判決公判で、渡邉一昭裁判官は「無免許にもかかわらず日常的に運転を繰り返す中、事故を起こし大けがをさせたのに、無免許運転の発覚を恐れて逃走した過失の程度は大きい」と指摘しました。
一方で、田中被告が罪を認めて反省し「二度と車を運転しない」と述べていることや、親族も「車を運転しないで済むような住居環境を手配した」旨を証言したなどとして、懲役1年4か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
(求刑:懲役1年4か月)
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