山口県は27日、インフルエンザの患者の数が増えているとして、県内全域に「インフルエンザ流行発生注意報」を発表しました。県内で9月に注意報が発表されるのは、異例です。
山口県によりますと、24日までの1週間で報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり10.69人でした。先週の9.55人から1.14人増え、基準の10人を超えたことから、山口県は「インフルエンザ流行発生注意報」を発表しました。インフルエンザは冬場に流行することが多く、記録が残る2005年以降で、最も早い注意報の発表となりました。
県は、大きな流行につながるおそれがあるとして、こまめな換気やせきエチケットの徹底、こまめな手洗いなど、感染対策の徹底を呼びかけています。














