来年も、たくさん飛び交うホタルの光に期待です。山口市で26日、小学生がホタルの幼虫を川に放流しました。

ゲンジボタルの幼虫の放流を行ったのは宮野小学校・ホタル委員会の児童9人などです。児童らは、ことし6月に80匹ほどのホタルの成虫を川で採取し、成虫が卵を産んでから、幼虫に成長するまで、エサやりや水替えなどの飼育をしてきました。川では、育ててきた9500匹の幼虫を宮野の椹野川上流で放ちました。

5年生
「元気に育ってねと思いながら流しました」
別の児童(5年生)
「また立派な成虫になってこの川にもう一回戻ってきて、きれいな景色を見たいと思いました」

幼虫を飼育して川に放流するこの取り組みは、今年で41回目です。

宮野観光会 今谷憲一会長
「子どもと一緒にできるということが1つの楽しみでもあります。代替わりしても、引き続きやっていったらいいと思います」

放流したホタルの幼虫は早くて来年5月下旬から美しい光を見せてくれることになりそうです。