来月から始まる消費税のインボイス制度に反対する署名の受け取りを、官邸側が拒否したと主催者側が主張していることについて、松野官房長官は「官邸に届けられた事実はない」とした上で、政府に届けば適切に対応すると述べました。
おととい、総理官邸前ではインボイス制度の中止を求める大規模なデモがあり、主催者側は52万筆を超える反対のオンライン署名が集まったものの、官邸側が署名の受け取りを拒否したと主張していました。
これについて、事実関係を問われた松野官房長官は次のように答えました。
松野博一 官房長官
「ご指摘のようなインボイス制度の中止延期を求める署名について、官邸に届けられたという事実はないと承知しています。確認したところ、岸田総理の議員会館の方に電話連絡があり、そちらに郵送されると聞いています。政府の方に届けば、適切に対応してまいります」
政府は今週にもインボイスの関係閣僚会議を開き、制度の円滑な導入を目指すほか、影響を受ける事業者への支援策を経済対策に盛り込む方針です。
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