日本バレーボール協会は20日、日本時間21日から始まるネーションズリーグフィリピンラウンドに出場する男子代表14人を発表、ブラジルラウンドに続き主将の石川祐希(26)、西田有志(22)らが選ばれた。宮浦健人(23)と永露元稀(26)は外れた。
代わりに8月のAVCカップ(タイ)に向けて国内合宿中だったセッターの大宅真樹(27)、アウトサイドヒッターの高梨健太(25)を登録、リベロ・高橋和幸(22)が遠征メンバーに加わる。

男子日本代表は14日夕方に予選ラウンド2週目が行われるフィリピンに入国、翌日のPCR検査でスタッフ4人と選手6人が新型コロナの陽性診断を受けていたが、大会が定める5日間の隔離措置を終え、健康状態に問題がないと診断された選手は、21日からの試合に出場することを認められている。

世界ランク10位の日本は21日にアルゼンチン(同7位)、24日にイタリア(同5位)、25日にフランス(同4位)、26日にスロベニア(同8位)と対戦する全てのチームが世界ランキング上位となり厳しい戦いが続く。※日程は日本時間、ランキングは19日時点

第1週を終えた日本は3勝1敗で16チーム中、2位につけていて、初となる決勝ラウンド進出が期待されている。


【ネーションズリーグ2022 予選ラウンド第2週 フィリピン大会メンバ―14名】
■セッター
関田誠大(28、ジェイテクトSTINGS)
大宅 真樹(27、サントリーサンバーズ)
■アウトサイドヒッター
石川祐希(26、パワーバレー・ミラノ/イタリア)
高梨 健太(25、ウルフドッグス名古屋)
富田将馬(25、東レアローズ)
大塚達宣(21、早稲田大学4年)
髙橋 藍(20、日本体育大学3年)
■オポジット
西田有志(22、ジェイテクトSTINGS)
■ミドルブロッカー
山内晶大(28、パナソニックパンサーズ)
髙橋健太郎(27、東レアローズ)
小野寺太志(26、JTサンダーズ広島)
村山豪(23、ジェイテクトSTINGS)
■リベロ
山本智大(27、堺ブレイザーズ)
小川智大(25、ウルフドッグス名古屋)
■帯同メンバー
リベロ・高橋 和幸(22、ジェイテクトSTINGS)

※写真は石川主将(左)と西田選手(右)