南シナ海で中国海警局の船が障害物を設置し、漁業活動を妨害したとフィリピン側が非難したことについて、中国政府は25日、「法に基づいた措置で自制的なものだ」と主張しました。

フィリピン沿岸警備隊などは24日、中国と領有権を争っている南シナ海のスカボロー礁付近で、中国海警局などの船舶4隻が300メートルにわたってブイとみられる「浮遊式の障害物」を海面に設置したと発表、フィリピンの漁業活動が妨害されたと非難しました。

これを受け、中国外務省の汪文斌報道官は25日の記者会見で反論しました。

汪文斌報道官
「中国海警局は法に基づき必要な措置を講じ、フィリピン側の船舶を阻止、駆逐した。措置はプロフェッショナルで自制的なものだ」

汪報道官は「中国は付近の海域に争いようがない主権を有している」と強調、「フィリピン側の漁船と水産資源局の船は中国側の許可なしに海域に無断侵入した」と主張しました。