大通りのど真ん中で行われたパフォーマンスに大きく湧きました。
宇部市でアーバンスポーツの祭典、アーバンスポーツフェス2023が行われました。

アナウンサー「アーバンスポーツの祭典、アーバンスポーツフェス2023。今年は宇部市常盤通りを通行止めにして行われています」

アーバンスポーツとは、広い競技場を必要とせず、私たちが日々暮らすまちの中で行うことができるスポーツのこと。

BMX、スケートボードなどさまざまな競技の試合や体験会が行われました。

メインのイベントがパルクール日本選手権です。

パルクールとは「走る」「跳ぶ」「登る」といった動作を駆使し、障害物を乗り越えるスポーツ。

きのうの日本選手権では、スタートからゴールまでのタイムを競う「スピード」と、制限時間内で自由に技を披露し、その熟練度を競う「フリースタイル」が行われました。

フリースタイル日本ランキング1位・勝乗志音さんも出場します。

勝乗志音さん「日本の国内大会で、快晴の中やるというシチュエーションがなかった。世界大会に出場した時は晴れが多かったので、その時の疲労感とかなり似てると実感したので、それが日本で経験できるのもいい経験。今回の大会を通じて、より安全で楽しく出来るというイメージが、少しでも伝わったらいいなと思っています」

観客は、カメラを構えて固唾をのんで見守ります。
勝乗さんは器械体操仕込みの鉄棒技で会場を湧かせますが、惜しくも3位という結果でした。

観客「近くに住んでいて、(大会が)あると聞いたので来ました」
「オリンピックとかでやってたら見てみようかな、と思った」
「迫力ある。人間がこんなこと出来んのかってビックリします」
「(やってみたい?)無理だと思う。出来ないと思う。体硬いから」

大通りのど真ん中で行われた祭典は、山口県民にも強烈な印象を残したようです。