新潟市上越市新光町の『渡辺自動車』が事後処理を弁護士に一任し、破産による整理を予定していることがわかりました。負債総額は約4600万円です。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、渡辺自動車は1953年に創業し、自動車の板金塗装や修理を手掛けていたほか、新車や中古車の販売、車検整備なども行ってきました。地域に根差した経営で、事業所や個人を対象に営業基盤を固め、7000万円前後の売上高で推移していたといいます。

しかし人口減少に伴う市場の縮小や同業他社との競合激化から、業況は頭打ちの状態で採算的にも恵まれない状況の続いていたとみられ、先行きが好転する材料が乏しく資金繰りも限界に達したため今回の破産に至ったということです。

東京商工リサーチ新潟支店によりますと、負債総額はおよそ4600万円です。