■アジア大会中国 杭州(25日、大会2日目)
スケートボード女子パークの決勝が行われ、日本の草木ひなの(15、つくば市立大穂学園中学校)が88.87で初の国際大会金メダルを獲得。前回大会(2018年ジャカルタ)の四十住さくら(21、レッドブル)に次ぐ、日本勢2連覇となった。菅原は73.85で5位入賞を果たした。
音楽にノリながら笑顔でスタートに立った草木は1回目、大技「540」を封印するも、安定したランを見せ、82.21で暫定トップ。2位で迎えた2回目はスピードを活かし高さのある「540」を決めた。滑りながら笑顔を見せる余裕のランで、87.78。再びトップに立った。
すでに優勝が決まっていた最終3回目でも、「540」を披露。完璧なウィニングランを見せ、さらに得点を伸ばす88.87。出場選手で唯一3本とも80点台に乗せる圧倒的なランで、優勝した。
菅原は1回目のランで、武器の高いエアを決めたが転倒し、59.76で3位。2回目も大きな転倒が響き、26.20と記録を伸ばせなかった。6位で迎えた最終3回目は、高さのあるエアをしっかり決め、最後まで滑りきると感極まり涙を見せた。73.85で5位入賞となった。
【結果】
金 草木ひなの(15、日本)88.87
銀 李 玉娟(20、中国)85.48
銅 毛 嘉思(15、中国)80.46
5位 菅原 芽依(16、S高校)73.85