きょう(23日)にJR岡山駅近くで起きた脱線事故は、回送列車の運転士がいったん停止すべき場所でとまらず、赤信号にもかかわらず進んだことが原因だったことがわかりました。
脱線事故が起きたのはJR岡山駅から北に約1キロの場所。2両編成の列車が脱線し、線路脇の砂利をえぐるようにして止まっています。
きょう(23日)午後3時40分ごろ、吉備線午後3時52分発総社行きの列車として走らせるために、車両基地から岡山駅に向かっていた回送列車が脱線しました。客は乗っておらず、運転士にもけがはありませんでした。
運転士は40代の男性で、一旦停止すべき場所で停止せず赤信号を無視したのが原因で、車両は脱線し前側の4つの車輪が外れ、信号から約30メートル行き過ぎて、砂利の車止めに乗り上げ止まりました。
JRは原因を究明し、再発防止に努めていきたいとコメントしています。
脱線した回送列車が津山線の線路に接するような形で止まっているため、津山線は岡山駅と法界院駅の間で運転をストップしています。復旧のめどはたっておらず、この区間はあす(24日)もバスで代行輸送します。














