衆議院長野5区選出の宮下一郎農林水産大臣が就任後初めて公務で県内入りし、きのこの栽培施設を視察しました。

宮下大臣は、資材の高騰が続くきのこの生産現場の現状を把握するため中野市を訪れ、年間30万本のエノキを出荷するきのこ園を視察しました。

JA長野中央会によりますと、エノキなどのきのこ類は果樹や野菜に比べて利益率が低く、さらに、資材の高騰を受けて経営がひっ迫しているということです。

視察のあと、宮下大臣はきのこの生産者たちと懇談しました。

(宮下大臣)「現状を正しく多くの皆さんにもお伝えをしてみんなでこの食糧農業農村のシステムを作り変えていく」

生産者からは、電気代高騰の影響を受けた農家を対象とする補助金の充実などを求める声が上がっていました。