県内で働く医師の高齢化が課題となるなか、若手の確保を目指します。
これからの地域医療を支えてほしいと、村岡嗣政知事が医学生を激励しました。
激励を受けたのは、「県医師修学資金」を受けている山口大学医学部医学科の1年生18人です。
「県医師修学資金」は、県内の医療を支える若手医師を確保しようと2018年に始まりました。
対象は県内出身の医学生で、月額最大20万円が貸し付けられ、卒業後、県内の指定の医療機関で9年間働くなどの条件を満たせば、返済が免除されます。
県内で働く医師の平均年齢は53.3歳と全国で最も高く、高齢化が課題となっています。
村岡知事は「若い力でこれからの地域医療を支えてほしい」と激励しました。
山口大学医学部医学科の学生
「都会に出たと言う同級生も多いので、若い医師の確保がすごく大事なんじゃないかと思ったし、自分自身すごく責任を持って勉学に励んでいきたい」
「地域の患者さんの人生をみるという勢いで、患者さんの病気だけじゃなくて人生をみるという覚悟で、山口県の医療を支えていきたい」
この修学資金を受けた医学生は、合わせて279人となっています。














