新たなビジネスで地域課題の解決を図ろうと、山口県周南市の周南公立大学と西京銀行が連携して開く起業家育成講座が始まりました。
周南公立大学で始まったのは、「西京銀行アントレプレナー養成共同研究講座」です。
「アントレプレナー」とは起業家のことで、新たなビジネスによって周南地域の人口や事業所の減少を食い止める人材の育成が狙いです。
西京銀行は3年間の研究費3000万円を助成するほか、取り引き先企業の課題解決に努めた行員2人がサポートにあたります。

初回は3人が受講し、社会起業家の育成活動をする周南公立大学の林浩喜・
特任教授が、「自分の能力をビジネスで生かし社会課題の解決につなげてほしい」などと伝えました。

周南公立大学経済学部の4年生「(自分の中で)起業の目的・社会目的はまだ明確に決まっていないけど、それを明確にしつつこの講義と照らし合わせて、12月に事業計画書(の作成)に向けて、今から準備を進めていきたい」
受講生は社会の課題について考え、今後、事業計画書の書き方などを実践的に学ぶということです。














