静岡県沼津市の海に2羽のハクチョウが3か月ほど前から住みついています。県内では珍しい野生のハクチョウは、なぜ沼津の海に長く滞在しているのでしょうか。
<前島希久也さん>
「こっちを向けばすぐ」
「向いてる、向いてる」
<近くの住民>
「飛んできた、すごい」
<杉村直美カメラマン>
「この鳥は何ですか?」
<前島希久也さん>
「ハクチョウですよ」
<杉村直美カメラマン>
「近くに来ましたね。かわいい」
沼津市西浦木負の海にいるのは、2羽のコブハクチョウです。2023年6月からこの海にやってきて、3か月間も滞在しているということです。白鳥といえば、湖のイメージですが、なぜ、沼津の海にいるのか。富士宮市で約50種類の鳥を展示している富士花鳥園で聞いてみました。
<富士花鳥園バードスタッフ 三村晋太郎さん>
「海外から渡ってくる説があるんですね、越冬という形で。日本で休憩がてらいると考えられますし、静岡の方でもいろんな池がありますので、そういった池にいるコブハクチョウがたまたまエサ場を探しに飛んできて、ここがエサ場がよかったりとか、居心地がよかったりという関係もあって、ここに長らく定住している可能性もあります」
珍しい来客を地元の人たちは歓迎しています。
<大川美咲子さん>
「美しい。平和でいいなと思う。アイドルですよ」
<前島希久也さん>
「うまく越冬してくれれば。木負の人たちが大事にしてくれているから」
地元では、これからも2羽の成長を見守っていきたいということです。
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