■プロ野球 西武0-2オリックス(18日・ベルーナドーム)

オリックスの先発・山本由伸(23)が、史上86人目のノーヒットノーランを達成。今年に入って、ノーヒットノーランは4月10日に完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希(20)、5月11日のソフトバンク・東浜巨(31)、6月7日に達成したDeNA今永昇太(28)に続く快挙となった。山本は9回102球を投げ、打者28人に対し無安打四球1個のみ、9奪三振の快投。

今季は6月で4人目の達成となり、1シーズン4人の達成は1943年の天保義夫(阪急)、藤本英雄(巨人)、別所昭(南海)、石丸進一(名古屋)の達成以来、79年ぶり。球団(阪急、オリックス)では、2012年10月8日の西勇輝(31・現阪神)以来10年ぶりの達成で、9人目(10度目)の達成者となった。

試合後、山本は「9回まで集中してドキドキしながら投げました。チームは連敗してましたが、自分の仕事を全力でやろうと思いました。立ち上がりが良い感じで入れたので、最後まで良い流れになったと思います。でも今日は打たれる気がしてたので、最後まで緊張しました」と自身の偉業を振り返った。