9月18日は敬老の日でした。年を重ねたことを敬い、感謝の気持ちを伝える日。「老いる」ことに、後ろ向きな方も多いのではないでしょうか。年をとることってよくないことなの?きょうは、“老い”について哲学で考えます。

山口大学国際総合科学部教授・小川仁志さん
「木村さん、老いってどんなイメージですか?」
木村智美アナウンサー
「同世代と集まって老いを感じるよねって言うと、間違いなくマイナスのイメージですよね。疲れるよねとか、何か体力なくなったよねとか、そういうちょっとやっぱり悲しいイメージの言葉ではありますよね]
小川さん
「永岡さんはどうですか」
永岡克也アナウンサー
「そうですね、今の話聞いてても、やっぱり何かできることが少なくなるみたいイメージはあるのかなと思いますね」
小川さん
「ですよね~、皆さんどうしてもネガティブに捉えてしまうんですよね。ただ!そんな考え方も今日でお別れです。今回のハッとしポイントは、こちらです」
『老い』は人生を楽しむ最高のスパイス
実は「老い」をポジティブにとらえている哲学者はかなりたくさんいるんです。きょうはそんな中から2人紹介したいと思います。

まず1人目が、フランスの哲学者・モンテーニュです。彼の言葉を要約するとこうなります。老いは素晴らしい、なぜなら??できたことの証なのだから。ここに何が入ると思います?