陸上自衛隊が実戦さながらの戦闘訓練が行いました。バトルエリアは実際の駐屯地内。市街地で敵と遭遇したとの想定で各小隊がしのぎを削りました。

実戦さながらに、激しく銃を撃ち合う自衛隊員。

21日、鳥取県米子市で行われた陸上自衛隊米子駐屯地の「小隊対抗バトラ競技会」です。

自衛隊で使用している銃器に光線発射装置を取り付けた訓練機材「バトラ」を使って、各小隊同士がぶつかり合う実戦さながらの訓練が行われました。

この訓練、いつもの訓練とは違う特徴が…

小林健和 キャスター
「こちら、非常に実戦に近い競技会となっています。駐屯地内にある、あらゆるものを使って戦闘を行っています」

駐屯地内を市街地と見立て、訓練が行われたのです。

いきなり銃撃戦かと思いきや…

小林健和 キャスター
「バトルエリアまでいくのに大体1キロちょっと走っていかないといけません」

隊員たちは、まず、スタート地点から、敵がいると想定されるエリアまで走り始めました。

というのも、今回の想定は、敵とどこで出くわすかわからない遭遇戦。

いかに相手より早く有利な陣形をとれるかも重要なポイントで、隊員たちは慎重に前に進みながら、エリアにある車や、タイヤに身を隠すなど工夫を凝らしてバトルします。

訓練終盤になると、味方が倒れ少なくなっていきます。

隊員
「前出るわオレ」
「あ、了解!」
「じゃあね」

陸上自衛隊 米子駐屯地 山本博典 広報室長
「勝ち負けだけではなくて、攻撃を進めていく中での部隊の連係動作だったりというのは 勝敗に限らず重要なところになってきます」

隊員
「各人がどういう風に動けばいいのかという基礎動作だったりというのはすごく訓練になるので、非常に有意義な訓練ではないかと思います」

隊員
「いつ、どんな行動が求められるかわからないので、それぞれ対処できる能力をつけていかないといけないです」

米子駐屯地では、今後も年に1回想定を変えながら競技会を開催していくということです。