防災をテーマにした紙芝居が、山口市の野田学園幼稚園に寄贈されました。寄贈したのは、県内に事業所があるハウスメーカーで組織する「やまぐちハウスメーカー協会」です。子どもたちに防災の意識を持ってもらおうと、台風の怖さや来たときの心構えについて描かれています。

紙芝居披露
「ゴー、ビューン、木の枝が折れて飛ばされていきました」
紙芝居を見た園児
「怖かった、でもおもしろかった。木が倒れてきたり、川が流れたりするのが怖かった」
別の園児
「台風は危険だと思った。事故とか家が倒れたりして危ないから避難した方がいい」

この取り組みは2年目で、去年は災害に関する絵本が渡されました。

やまぐちハウスメーカー協会 橋本淳会長
「警鐘を鳴らすっていうところの部分がなかなか少ないと思いますので、そういう意味合いで幼稚園を卒園されても小学校、中学校、大人になってもそれを感じ取って頂きたい、そういう思いでやっています」

紙芝居はほかにも、山口市内19の幼稚園などに贈られます。