秋の全国交通安全運動が21日、始まりました。早めのライト点灯など交通事故防止を呼びかけます。

山口県庁で出発式が開かれました。日没が早まる秋は、夕暮れ時の事故に注意が必要です。交通安全運動の期間中は「夕暮れ時と夜間の交通事故防止および飲酒運転の根絶」や「自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底」など4つを重点とし、各地で啓発活動が行われます。

山口県の重点項目は「高齢者の交通事故防止」で、県警によると県内で9月20日までに事故で交通死亡した人は22人で、去年の同じ時期より2人増えています。そのうち半分以上が65歳以上の高齢者でした。

山口県警交通企画課 開地悦子課長補佐
「歩行者の方も、自転車の方も、車の方も、1人1人の方がそれぞれ思いやりと譲り合いの心を持って、交通安全に努めてもらえたらと思います」

秋の全国交通安全運動は9月30日まで行われます。