新型コロナの感染者数は高止まりが続いています。
きょうからワクチンの秋接種が始まりました。

新型コロナのワクチンの秋接種が、山口県内16の市や町で始まりました。
接種は、生後6か月以上の希望するすべての人が無料で受けられます。
今年度流行したオミクロン株の一種「XBB.1.5」系統に効果が出るようにした、ファイザー社とモデルナ社製の新しいワクチンが主に使われます。

ワクチンを打った人「やっぱりちょっと不安。身近な方でも最近になってかかったって方もいるし。予防しておかなとかないと。いつわが身だと思って」
「やっぱり安心。こういう感染症なんかがないほうが、安心に暮らせる」

厚生労働省は、全額を公費で負担する「特例臨時接種」を今年度で終了することとしています。

県は今後、インフルエンザと同じ定期接種となることを見据えて、国の方針に合わせて県内およそ700か所での個別接種を中心としています。

山口市医師会・成重隆博会長「第9波のまっただ中ということで、患者さんに対する対応もしていかなければなりませんし、それ以上に今後の発症や重症化の予防のためにもワクチンも重要」

接種期間は来年3月までで、県の新型コロナウイルス感染症対策室は「高齢者や基礎疾患のある人など、重症化リスクの高い人は接種が推奨されている。重症化予防の観点から検討してほしい」とコメントしています。