青森県庁で20日から期間限定でホタテづくしの定食が登場しました。特別な定食の提供、その狙いは中国の禁輸措置を受けた販路拡大です。


20日から提供が始まった「青森ホタテ応援ランチ」。メイン料理のフライだけではなく、みそ汁や煮物にもホタテが使われていて、1食で7個以上のホタテが入っています。青森県庁北棟8階の食堂で20日は特別価格の600円で提供され、青森県の宮下宗一郎知事もランチを味わいました。


今回の特別メニューは青森県産ホタテの主要な輸出先となっていた中国が原発処理水の海洋放出による禁輸措置を講じたことを受け、青森県内での消費を拡大しようと企画されました。20日は用意した60食も20分程度で売り切れとなって、評判は上々のようです。


「青森ホタテ応援ランチ」は21日から1食に使うホタテはさらに量を増やし、1食800円、1日限定30食で12月下旬まで提供されます。