国の重要文化財に指定されている、旧下関英国領事館の門柱が破損した問題で、
車で接触したと北九州市の運送業者が名乗り出たことが分かりました。


市によりますと、相談を受けて捜査していた警察から15日、連絡がありました。門柱の横にトラックで接触したのは、北九州市の運送業者だったということです。

運転していた人が所属する会社からも市に連絡があり、本人は門柱の横に接触したことに気づいていなかったと話しているということです。

今回の事故により、およそ2メートルの門柱の石材が5・5センチほどずれて、
上部には車の白い塗料とみられるものが付いていました。

市は会社と修繕費の負担について交渉中で、修復について検討を進めています。

通行に支障がないため、旧領事館は通常通りの営業を続けています。