ほうれん草とパプリカをそれぞれ切ったら、ナンプラーで味付けしながらソテー。これに合わせる具材としておすすめなのが、豚のしょうが焼きと、わさびマヨネーズ。これらには“殺菌作用がある”という共通点があるんです。辛みを感じる成分に殺菌作用があり、食中毒のリスクを抑える効果が期待できます。

そして、ほうれん草とパプリカのソテーをパンの上に乗せようとすると、ここで再び「ストップ」が。

おべんとう作家 尾原聖名さん
「汁気がいっぱいあります」

しっかり水分を絞ったら、パンに乗せた豚のしょうが焼きの上に広げ、完成です。

また、殺菌作用がある「お酢」や「梅」を使った具材として、紫キャベツとキュウリのピクルスや、梅とジャガイモの「梅肉ポテト」などもおすすめです。

甘みが欲しい時は、水分を増やさずに使える「ドライフルーツ」が便利。あんこに混ぜるだけで、甘くフルーティなサンドイッチができます。

なるべく水分をお弁当箱の中に残さないことと、できるだけ殺菌作用のある食材を上手く取り入れて菌が増えにくい環境を作ることが大切です。