今月8日の台風13号に伴う大雨で大きな被害が出た茨城県日立市を、松村防災担当大臣が視察しました。

松村祥史防災担当大臣は午前9時過ぎ、茨城県日立市の道路の崩落現場などを訪れ、被害の状況を確認しました。

日立市では今月8日、台風13号に伴う大雨で▼市内の40代男性が亡くなったほか、▼土砂崩れと、がけ崩れがあわせて124件発生。▼住宅340棟も浸水被害に遭いました。

市役所も一部が浸水し停電したため、災害対策本部を近くの消防本部に移す事態も起きました。

日立市は「国や県などから支援を受けながら復旧に努める」としたうえで、東日本大震災後に防災機能を強化し、2017年に完成した市役所が被災したことについては、「さまざまな角度から検証を行う」としています。