新潟県村上市の瀬波海岸沖で、20日午前9時半過ぎに竜巻のような雲が確認されました。新潟県内は大気の状態が非常に不安定になっているとして、新潟地方気象台は20日昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、20日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。

視聴者から寄せられた映像によると20日午前9時40分頃、新潟県村上市の瀬波海岸沖で空から伸びる“雲の柱”がくっきりと見ることができます。

撮影したKさんは「近くを車で通りかかったら見つけて撮影した。他にも2本ほど“竜巻”があった」と話していました。

この“竜巻のようなもの”はBSNが村上市に設置している情報カメラからも確認できました。

新潟地方気象台によりますと、新潟県内は上空に暖かく湿った空気や寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となっているということです。

気象台は20日昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、20日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。