高校生や大学生が、山口市の特産品リンゴを使って交通安全などを呼びかける取り組みに参加しました。

参加したのは、山口高校徳佐分校の生徒や山口大学の学生などです。


山口市阿東地域にある「しもせりんご村」で、赤く色づく前のリンゴに交通安全や詐欺被害防止を呼びかけるメッセージなどのシールを貼り付けました。

文字や絵が書かれている部分に太陽の光が当たらないため、リンゴが成熟してもその部分だけ赤くなりません。
県内では高齢者の交通事故やうそ電話詐欺による被害が問題になっていて、来月、できあがったものを地域の高齢者の家などに配り、啓発活動に役立てます。

山口高校徳佐分校の2年生「運転に注意しないといけないとかいうのを書いていて、お年寄りの方にもちゃんと伝わったらいいなと思いました」
山口警察署阿東桜交番・服部寿彦所長「大変心強く思います。みんなが一生懸命に取り組んでくれたので、その気持ちはきっと伝わると思います」

リンゴに貼ったメッセージは2、3週間後に浮かび上がる予定です。