世界各国が2030年までの達成を目指す、SDGs=持続可能な開発目標の進捗状況を議論する「SDGサミット」が国連本部で始まります。
アメリカ・ニューヨークでは17日、「SDGサミット」開催を前に、化石燃料の使用禁止を訴えるデモが行われました。
マンハッタンの通りを埋め尽くした参加者は、「気候の異常事態を宣言すべきだ」などと書かれたプラカードを掲げて行進し、各国へ対応を求めました。
SDGsの進捗状況を確認する4年に1度の首脳級会合「SDGサミット」は、国連本部で18日から2日間の日程で開かれますが、国連が今月発表した報告書では、多くの分野で「進捗が遅れている」と警鐘を鳴らしています。
会合には世界各国から集まる首脳や閣僚が参加し、岸田総理も19日に日本の取り組みなどについて演説することになっています。
サミットではSDGsの理念の重要性を改めて確認し、各国が目標の達成のためにより具体的な取り組みを加速していくことを約束する「政治宣言」を採択する予定です。
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