三重県紀宝町で来月、行われる御船祭りの早船競漕で使われる、櫂作りが最盛期を迎えています。

和歌山県新宮市の熊野速玉大社で、10月16日に行われる御船祭。
そのフィナーレを飾るのが、三重と和歌山を流れる熊野川に浮かぶ世界遺産・御船島で繰り広げられる「早船競漕」です。

三重県紀宝町で40年以上、木造の川船を作り続ける谷上嘉一さんの工房では「早船競漕」で使われる櫂作りが最盛期を迎えています。



しなりが良く、また軽いという椎の木を加工し、それぞれの漕ぎ手の身長に合わせ、9月いっぱいまでにおよそ100本の櫂を作るということです。














