今年7月に89歳で亡くなった川崎学園の学園長・川崎明德(あきのり)さんのお別れの会が、きょう(16日)倉敷市で行われました。
会場には生前、明德さんと交流のあった多くの人が訪れ、故人の冥福を祈りました。川崎さんは岡山大学医学部を卒業後、1970年に初代理事長で父の祐宣(すけのぶ)さんとともに川崎医科大学を開学しました。1988年に学園の理事長に就任し、在任中には川崎医療福祉大学の開学に尽力するなど地域医療の発展に貢献しました。
(伊東香織倉敷市長)
「医大付属病院による高度救急医療の地域への貢献、ドクターヘリによる広域にわたっての救急医療の提供、医療福祉の人材育成、近年ではこども園を作って下さり子育て支援への貢献、さらにはコロナワクチンの大規模な接種会場を設けて頂いて、学園あげて行って頂いたことに本当に心から感謝申し上げています」
(伊原木隆太岡山県知事)「医療・福祉・教育の分野で偉大な功績を残された方であります。岡山県民を代表して御礼を申し上げたいと思います」