今回は自民党屈指の「防衛通」として自衛隊の裏側を知り、長年の「キャンディーズファン」としてアイドルに詳しい、石破茂元幹事長の登場です。話題の自衛隊の秘密情報部隊「別班」については、「お話では聞いたことがある」として「秘密の話」をさまざま。ジャニーズ問題については、「性加害」の深刻さを語り、「時効廃止」の議論が急務だと熱く語ります。そして、内閣改造と解散の行方に持論を展開。是非ご覧ください。
(聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)
“謎の諜報機関”『別班』…「あるともないとも言えない」が「あるべき」
ーードラマ「VIVANT」や、書籍『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』で、身分を偽装した自衛官が国内外でスパイ活動を行う「別班」という組織が話題にあがっています。謎の諜報機関、秘密情報機関とのことですが。
自民党・石破茂元幹事長:
あるともないとも言えませんがね、見たわけじゃないからね。ただそういうものはあるべきでしょう。国家のためにね。ですけど法治国家であるからして、何やってもいいというものでもないだろう。
例えば私のところに外国人がよく来ますよね。「私はCIAです」って名刺持ってきた人はいないからね。大学教授であったり、ジャーナリストであったり、企業人だったりするわけですよ。
そういう「イリーガルな存在」っていうのは情報を取るために必要なんだけれども、文民統制の観点から「誰もそれをコントロールしなくていい」ってことにはならないでしょ。それは立法府しかないわけですよね。だから、きちんと秘密は保全する。知ったことは絶対喋らないとか、そういう秘密保全をきちんとした上で、文民統制がきちんと効くことを前提としてでなければ、そんな組織は存在してはいけない、ということです。

ーー逆に言えば、文民統制ができれば、そういう組織は必要だということ?
石破氏:
それはどの国もやってますから、多分ね。例えば「外国に行って情報とります」と。じゃあ向こうが欲しいものは何か?お金なんだろうか、それとも色恋ざたなんだろうか、情報なんだろうか。向こうが欲しいものを渡しましょうってことになりますよね。今、日本では、それはどれもできませんから。当然やっちゃいけない。お金を渡すとか、偽情報を渡すとかはやっちゃいけないわけですよ。だけど、どの国も(諜報活動は)やってます。我が国はやってません。本当にそれはそれでいいのかしらっていうことですね。
ーー書籍では、海外の情報を収集する人たちがいて、「班長」「副長」「参謀」がいて、海外にも人が出ている、特別訓練を受けてコードネームで呼び合うと。こういう話は聞いたことあります?
石破氏:
お話の世界では聞いたことあります。「お話の世界では」ですよ。














