あさって(17日)いよいよ岡山芸術創造劇場ハレノワで上演される市民ミュージカル「慈愛と恵み 石井十次物語」です。先日、ハレノワで出演者らによる最終調整が行われました。

ハレノワの大劇場で最後の調整が進んでいるのは、あさって(17日)本番を迎える「慈愛と恵み 石井十次物語」です。

「児童福祉の父」と呼ばれた石井十次。明治時代に日本で初めての孤児院を岡山に作り、約3000人の子どもたちを全国から受け入れました。

おととい(13日)行われた稽古では、出演者が衣装に身を包み、立ち位置や照明の調整が行われました。

「いちばん端の男の子、端から2人目の男の子もちょっと外。きっちり覚えよう」

石井十次を演じる俳優のひのあらたさんは、稽古を何度となく重ねるなかで、舞台を通じて観客に「岡山が誇る十次の思いを伝える意義」を一層感じたといいます。

(石井十次役 ひのあらたさん)
「『1回1回の特別な公演を、お客様と一緒に作り上げていく』という形が取れるというのが大事だと思うんです。

RSKアナウンサーも多数出演

そこで初めて120%の完成形の『石井十次物語』ができると思う」

市民ミュージカル「慈愛と恵み 石井十次物語」は、9月17日と18日に合わせて3回公演され、RSKテレビでは関連する番組を10月14日午後4時から放送します。