上海ガニの仲間です。今月(9月)1日からの捕獲解禁に伴い、岡山県津山市の漁業関係者がモクズガニの放流を行いました。

高級食材「上海ガニ」の仲間で、爪に藻のような毛が生えていることから「モクズガニ」と呼ばれています。

9月1日に津山市の吉井川漁協管内で捕獲が解禁されました。解禁にあわせて毎年この時期に放流が行われているものです。

島根県で獲れた、ふ化して3年程度のカニ約100匹を、漁協の組合員が手分けをして、吉井川の支流4か所に放流していきました。

(吉井川漁協 松田安弘代表理事)「例年より大きいものを業者の方から入手できました。数は少ないですが、とてもおいしいカニになると思いますのでみなさんで楽しんでいただければ」

放流されたうち、捕獲されなかったモクズガニは川を下り、11月から12月にかけて河口で産卵をするということです。