新潟市秋葉区にある県立植物園で、イノシシ1頭が目撃されました。
実はこのイノシシは13日夕方から園内に居座っていて、14日昼過ぎ、警察や区役所の職員によって山へ追い払われました。付近では連日、住宅の庭や畑などでイノシシが目撃されていて、警察や区役所が注意を呼び掛けています。

イノシシが目撃されたのは、新潟市秋葉区蒲ケ沢にある新潟県立植物園です。
県立植物園の職員によりますと、きのう13日の午後3時頃、園内に体長1mほどのイノシシ1頭がいるのを目撃したということです。その後、きょう午前9時頃、あらためて確認したところ、イノシシがまだいたことから警察に通報しました。

イノシシがいた場所は池があり、その周りを散策できるような遊歩道が整備されています。散歩をする人もいることから、県立植物園では一時立ち入りを制限しました。

その後、午後0時半頃、警察や秋葉区役所の職員が山に追い払ったということです。訪れた人や職員、建物などに被害はありませんでした。
県立植物園によりますと、敷地内でイノシシが確認されたのは今年初めてだということで「1mちょっとという感じだが、意外と大きいなと。向かってきたら怖いなと感じた」などと話しています。
