長門市で小学生がこんな貴重な体験をしました。
集まったのは、長門市浅田小学校の3年生と4年生、合わせて20人です。
ふるさとの偉人村田清風(むらたせいふう)の旧宅で行われているかやぶき屋根のふき替え作業。
この作業を体験するというのです。近頃はあまり見かけないかやぶき屋根。
はじめに職人から材料は長さ2メートルほどの「ススキ」であることや、「茅(かや)」という植物は存在しないことを教わりました。
「ススキ」などを屋根に使うときに「茅葺き(かやぶき)」というのだそうです。

続いて「角結び(つのむすび)」という縄の結び方に挑戦です。
教えてもらいながらやってみますが、なかなかうまくいきません。
職人「上から下に通した縄をこの中に入れてあげる」
児童「難しかったですね、最後に輪の中にひもを入れるのが難しい」
よく締まり1度結ぶとなかなか解けないのが特徴なのだそう。
職人「かやぶきの屋根は角結びに始まり、角結びに終わるといわれるぐらい重要な結び方で何千か所っていうふうに屋根の方で結んでいくやり方になります」
やっていくうちにコツがつかめたようです。
児童「かやが触れてうれしいし、結ぶときにも難しかったけど最後まで結べたのでうれしいです」
「文化財を変えれるところがすてきでいいなと思いました」
「大人になったらもうちょっと強く結べるようになりたいです」
来月(10月)1日には、小学4年から6年の子どもたちもふきかえを体験する予定です。














