新型コロナウイルスに関する新潟県の対策本部会議が開かれました。夏休みが明け子どもの感染が増えているとして、県は家庭内での感染症対策を呼びかけています。

13日に開かれた新型コロナウイルスに関する新潟県の対策本部会議。定点観測で行っている1医療機関当たりの感染者の数は、9月3日までの1週間で22.65人と5類移行後、最多を更新しています。

【新潟県 花角知事】
「夏休みが明けて学校が再開したことに伴って学校での感染が拡大し、臨時休業している学校も多くある」

年齢別でみると、0歳から19歳までの感染者がおよそ半数を占めています。
また10日までの1週間に学級閉鎖や学年閉鎖などを実施した学校は公立の小・中学校と高校で62校と、前の週と比べると2倍以上に増えています。

【新潟県 花角知事】
「子どもたちの感染は、家庭内感染を通して重症化リスクの高い高齢者の皆さんに感染が広がる」

新潟県は、あらためて基本的な感染対策の徹底を呼び掛けたほか、今月20日から始まるワクチン接種についても積極的に考えてほしいとしています。