昭和42年(1967年)6月、熊本駅前の駐車場の映像です。これまで料金がかからず自由に利用できた駅前駐車場でしたが、翌7月から有料駐車場へと改修されることになりました。駅前駐車場の有料化は九州で3番目でした。

当時ニュースはこう伝えています。

「熊本駅前の駐車場が来月1日から有料になり、小倉・別府駅に続いて九州では3番目の有料駐車場となります。熊本鉄道管理局の計画によりますと広場中央部の1100平方メートルを鉄柵で囲み駐車場を作るもので、30分以内の駐車なら無料、30分を超えると1時間まで50円、更に30分越えるごとに25円が加算されることになっています。

現在工事が進められていますが 来月1日からは職員6人を置いて午前8時から午後10時までに熊本駅を訪れた運転者に整理券を渡し、料金を徴収することになっています。これまで昼夜を問わずおよそ400台が車庫代わりに使っていましたが、この有料化に伴い、車の出入りがスムーズになるものと管理局ではみています」
