11月に皇居で営まれる新嘗祭(にいなめさい)に供える粟の収穫が、岡山県矢掛町で行われました。

黄金色の穂がたわわに実りました。岡山県矢掛町で行われた、新嘗祭に供える粟の収穫です。今年献穀される粟の栽培を担った矢神毎戸(やがみまいど)営農組合では、5月から5アールの耕作地で無農薬栽培を行ってきました。収穫の時期を迎えた粟は、営農組合のメンバーと矢掛町・岡山県の職員あわせて12人が手作業で刈り取っていきました。

(矢神毎戸営農組合 高月周次郎代表理事)「自然の中で育てたというものなので、おいしくいただいていただければありがたいのかなと思います」

収穫された粟は脱穀と精製を行ったのちに、11月23日の新嘗祭に供えるということです。