ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が被害補償などを発表したことを受け、「当事者の会」のメンバーが「スピード感に驚いている」などと今の心境を語りました。

ジャニーズ事務所は午後5時すぎ、ホームページを更新し、▼外部の専門家からなる「被害者救済委員会」や、▼補償受付窓口を設置し、委員会の判断を元に被害者に対する金銭の補償を行うことを明らかにしました。

発表を受け、「当事者の会」のメンバーが今の気持ちを語りました。

ジャニーズ性加害問題当事者の会 中村一也さん
「今までにないスピード感なので、正直驚いています。あくまでも今は枠組みといいますか、こうしますというところなので、いずれにしても(事務所との)対面・対話を待ち望んで、それだけを心待ちにしている」

また、ジャニーズ事務所は、信頼回復に向けて今後1年間、広告や番組の出演料は全てタレント本人に支払い、事務所としての報酬は受け取らないとしています。