コロナ禍で薄れた人と人との交流を活性化させる起爆剤として整備の検討が進められている山口市の「山口きらら博記念公園」。
公園に親しみを持ってもらおうと、児童に花の苗を植えてもらう体験会が開かれました。
体験会は、公園の活性化を目指す民間の任意団体・「山口きらら博記念公園活性化協議会」が開きました。公園に近い阿知須小学校と井関小学校の児童、取り組みに賛同する企業の社員などおよそ150人が参加しました。
児童たちは、ふだんから公園を利用する機会が多いそうで、感謝と親しみを込めて1本1本丁寧に植えていきました。
児童「にぎやかになると思います。きれいに咲いてほしいです」
児童「スポーツもいっぱいできて人がいっぱい来てくれるようになってほしい」
散歩途中の犬もその様子を見守ります。
犬の飼い主「いいですね、なかなか今頃花を植えたりそういう機会が少ないのでいいんじゃないですかね。きれいにもなるし」
苗を植える合間に、児童は周りの大人たちにインタビューを始めました。
総合的な学習で公園の活性化をテーマにアイデアをまとめている最中で、その参考にするためです。
児童「きららに何ができたらうれしいですか?」
周南造園 河村健司社長「きららにねぇ…キャンプ場!」
取材をしていたmixのスタッフも聞かれました。
児童「きららの活性化についてどう思いますか?」
榮谷麻衣カメラマン「いいと思います。いろいろイベントがあると人が来ると思うし、こうお花があるだけでちょっと散歩がてら寄ろうかなって思う人もいると思うからいい取り組みだなと思います」
積極的にいろいろと聞こうとする姿に、スタッフも学ぶところがあったようです。1時間後…海の近くということで波をモチーフにしたデザインが浮かび上がりました。
山口きらら博記念公園活性化協議会 木村信宏事務局長
「一過性のイベントじゃなくて、こういった地域のかたがたと地域の子どもたちが公園に携わるきっかけとして、やってよかったなという思いがあります」「いろんな多方面でいろんなかたがたぶんこの公園を元気にしたいとか、活性化したいとか、交流の拠点化したいとあるんですけど、われわれ協議会はそういった人のつながりを作った公園づくりをしていきたいなと思っております」
来月(10月)7日と8日に開催される「ゆめ花マルシェ」あたりが見ごろになりそうです。