金子さん:
青い草を食べると牛乳が黄色くなったり、香りが出てきたりするので、フランスだとそういうことをみんな知ってるから「やっぱり春の牛乳はいいね、春のチーズはいいね」という話になる。そこの変化を楽しんでほしい。

金子さん自慢のチーズは、1つずつ手作業でつくるカマンベールとモッツァレラ。

飼料の価格高騰や牛乳の消費量の減少で、県内でも廃業を余儀なくされる酪農家が相次ぐ中、牛乳を全てチーズに加工して販売することで、収益性を高めている点も経営のポイントです。
金子さん:
今までは安すぎて、酪農家がずっと働いても利益が出ない業界だったので、少なく作ってもちゃんと利益が出るようにしていかなければならない。