三豊市豊中町の国道上でドローンを違法に飛ばしたとして、高松市の建設コンサルタント会社とその社員の男性2人が書類送検されました。

警察によりますと、2人は今年4月、香川河川国道事務所からの依頼をうけ、国道11号の4車線通行が始まった区間で撮影のためドローンを飛ばしました。しかし、航空法に定められた要件を満たさず、かつ国土交通大臣の承認を得ていない状態だった疑いが持たれています。

通常、地上の電柱などから30メートル以内の距離を保ち常にドローンを監視しなければいけませんが、それも怠ったと見られています。

河川国道事務所が、SNS上にアップした映像に対し、指摘が相次いだことで発覚、警察が捜査していました。2人は「認識不足だった。軽く考えてしまった」と、容疑を認めているということです。