隣にいたお客さんも、なんと“ガチャの中身の人”。
(通称“アミーゴ”さん)「ラフティングガイドをやっていまして。(特典は)ラフティングお一人様無料という形で」
(記者)「すごい特典じゃないですか!」
(通称”アミーゴ”さん)「かなりお得です」
さらに、発案者の佐藤さんが驚く事態も起きています。
(佐藤さん)「ガチャがきっかけで友達になって一緒にスノーボード滑りに行ったとか、中には“ガチャがきっかけで白馬に移住した方”とか…」
その人、というのが…
村内のグランピング施設で働く横田隆弘さん・27歳です。
(横田さん)「元々自分スノーボードが好きでよく白馬には来てたんですけれど、なんだこれ?って。目立つじゃないですか、ガチャの台が。で、試しに回してみたら、駅前のコーヒースタンドのガチャのチケットが当たって。いろんな人と会ってみたいというのがきっかけで、たくさん回すようになりました」
神奈川県で高校の教員をしていたという、横田さん。
偶然試した「村ガチャ」にハマり、白馬を訪れる回数も増えていきました。
(横田さん)「今まではスノーボードをして、例えば温泉入って帰宅するっていう鉄板ルートだったんですけれども、村ガチャがあることによって地域住民と繋がれるというんですかね。ちょっと自分も白馬の人になれた感っていうか、そういうのがありました」
村ガチャを通じて次第に白馬に惹かれていき、今年4月、ついに移住を決断。
現在働くグランピング施設も、もともとは村ガチャの特典で訪れた場所でした。
地域の新たな“魅力発信ツール”として定着しつつある、村ガチャ。
今後の展望は…?