「電子マネーカードのチェックをする必要がある」などのうその電話で、山口県萩市内のコンビニエンスストアが電子マネー40万円分をだまし取られました。

警察によると9月7日、萩市内のコンビニエンスストアの固定電話に、IT関係の会社員を名乗る女から、「電子マネーカードのチェックをする必要がある。レジに通してもらったあと、こちらでチェックする」などと電話がありました。

女は、電話に出たコンビニエンスストアの店員の女性に、10万円の電子マネーカードをレジに通したあと、カードに書かれている番号を教えるように指示しました。

店員の女性は指示されたとおりにし、10万円の電子マネーカード4枚分のコード番号を伝え、あわせて40万円分がだまし取られました。

山口県警は、電子マネーカードのコード番号を要求するのは詐欺の手口であり、相手の指示に従わず電話を切る、店長などに連絡をするなど、落ち着いて事実を確認して警察に通報するよう注意を呼びかけています。