大分県豊後高田市で特産の落花生の収穫作業が始まり、今年も香り豊かで甘い実に育っています。

豊後高田市呉崎地区にある社会福祉法人「高田みづほ園」では障害がある人の自立支援の一環として特産の落花生の栽培を行っています。12日は園の職員と利用者およそ50人が畑に入り、トラクターで土をほり起こしたあと、落花生の実に傷がつかないように丁寧に収穫していきました。ことしは梅雨前に雨の多い日が続いたことから生育が心配されましたが、例年どおり香り豊かで甘い落花生ができたということです。

(高田みづほ園事業課長・出口裕二郎さん)「今年は大雨、日照り、色々あったので収穫を心配したんですけどなんとか立派な実をつけてくれて安心しているところです」

落花生の収穫作業は9月いっぱい行われ、県内のデパートや道の駅などで販売されます。