大分県にあるビッグモーター中津店の店舗前の県道に植えられていたツツジがなくなっていた問題で、ビッグモーター側が10月中にも原状回復を完了させる方針で県と調整していることがわかりました。

ビッグモーターを巡っては店舗周辺で街路樹などが枯れる問題が全国で相次ぎ、中津店前の県道中津高田線でもおよそ110メートルにわたり植えられていたツツジがなくなっていました。県の調査に対し、中津店は過去に除草剤をまいたことを認めています。

県によりますと9月8日、ビッグモーター側から植栽の原状回復に向けて協議の申し入れがあったということです。ビッグモーターと県は土壌の入れ替えや新たにツツジを植える作業などのスケジュールを調整し、10月中の完了を目指しています。

県は施工計画書を確認し、適切に原状回復が完了すれば刑事告訴や被害届を提出しない方針です。